用語一覧

握り玉
「握り玉（にぎりだま）」は、日本の伝統的な食品であり、主にご飯を手で握って丸めたものを指します。これは、手で形作って丸めたご飯に、魚や野菜、海苔などの具材を包んで作られることが一般的です。特に、海苔で巻いて作られるものを「海苔巻き握り」と呼ぶことがあります。
握り玉は、寿司として知られるものの一部であり、具材を乗せたご飯を手で丸めて作るため、食べやすく、持ち運びがしやすい特徴があります。さまざまな具材を組み合わせて作ることで、多様な味や食感の握り玉を楽しむことができます。
握り玉は、日本の弁当や寿司店で一般的に提供されており、また自宅で手軽に作ることもできます。海外でも、日本料理レストランや寿司バーで提供されていることがあります。



二段階認証
二段階認証（2FA、Two-Factor Authentication）は、セキュリティ強化のために使われる認証の仕組みの一つです。これは、アカウントへのアクセス時にパスワード以外の要素を追加して、ユーザーの身元を確認するセキュリティ機能です。

●一般的には以下のような要素が利用されます。
a.何か知っているもの（知識因子）； パスワードや暗証番号など、ユーザーが知っている情報。
b.何か持っているもの（所持因子）； スマートフォンやセキュリティトークンなど、ユーザーが物理的に持っているデバイスやアイテム。

二段階認証の典型的な例は、パスワード（知識因子）の入力後、SMSで送られてくる認証コード（所持因子）を入力することです。他にも、アプリ生成のワンタイムパスワードや生体認証（指紋認証、顔認証）などが利用されることもあります。
このような二段階認証を利用することで、パスワードだけでなく、追加の要素が必要となり、アカウントへの不正アクセスを難しくすることができます。セキュリティを強化するため、多くのオンラインサービスやアプリケーションが二段階認証を導入しています。



煮え切り錠
「煮え切り錠」（いえきりじょう）は、戦国時代から江戸時代にかけて日本で使用された戦術・戦術道具の一つであり、城や砦などの防御施設を強化するためのものです。
煮え切り錠は、木や鉄などで作られた棒状の構造物で、城や砦の門や壁、堀などに設置されました。これは、敵が接近する際に防御施設の通路や隙間に挿入され、敵の侵入を防ぐ役割を果たしました。
敵が煮え切り錠に接触すると、木や鉄の突起物が妨害となり、進軍を妨げ、攻撃者が困難な状況に置かれるとともに、容易に攻め入れなくなりました。また、煮え切り錠の一部には、柱や木片を突き立てることで、敵が進入する際にはこれに妨害されるよう工夫されたものもありました。
煮え切り錠は、城や砦の防御を強化するための一手段として利用され、戦術的な要素として重要視されていました。



二股（にまた）
鍵の切れ込み部分が二つに分かれた形状。これにより、二つの異なる鍵穴で施錠・解錠が行えます。
「二股（にまた）」は、鍵の切れ込み部分が二つに分かれた形状を指します。通常の鍵穴が一つの対して、二股の鍵穴は二つあり、それぞれ異なる鍵を使用して施錠・解錠が行える特徴的な鍵の仕組みです。
このタイプの鍵は、施錠・解錠のために二つの異なる鍵を使うため、セキュリティを高めるために利用されます。例えば、二股の鍵の一方を建物の入り口に、もう一方を管理者が持つことで、二つの鍵を同時に操作することでセキュリティを強化することができます。
二股の鍵は、主に防犯やセキュリティを考慮した施設や建物で利用されることがあります。